本記事のテーマ
自社開発企業の強強エンジニアに、未経験エンジニアに対してどのようなイメージを持っているか聞いてみた。
読むべき理由
未経験からの転職をする際に、企業のエンジニアからどのようなイメージを持たれているのか分かる。
目次
- PCについて興味を持って。
- サーバーやネットワークの知識も勉強しておいて。
- 簡単に諦めないで。楽しんで欲しい。
- エンジニア経験はなくても社会人経験は生かして。
- プログラミング言語が分からなくても日本語は分かってね。。
- (番外)スクール卒は普通に評価にされる。
知り合いの自社開発企業のエンジニアに、未経験エンジニアだったらどんな人に入社して欲しいか聞いてみました。
その方は実際に採用にも関わっている役職者らしいので、未経験からエンジニア転職を目指している方には参考になるかもしれません。
*未経験からの転職にフォーカスしているため、
現在エンジニアをされている方からするとかなり当たり前の内容だと思います。(あしからず!)
それではいきましょう!
1.PCについて興味を持って欲しい。

エンジニアとして大切な素養の一つである、
「これはどのように動いているのだろう。」
「この作業をもっと簡単に早くすることはできないのだろうか。」
といった根本的な興味やより良い改善をしたいというマインドがないと伸びない。とのことでした。
そういった思考が、
ショートカットキーを身につけたり、
ハードウェアの構造を学んだりするといった行動に結びついていて、
エンジニア人生をより良いものにするということでした。
むしろそこに全く興味ない人は、あまり向いてないかもしれないとのことです。。
2.サーバーやネットワークの知識も勉強しておいて

未経験者の方が「プログラミングを勉強してきました!」と言うと
現役エンジニアの方からすると、当たり前に最低限のサーバーやネットワークに
関する知識を持っているという認識のようです。
SSH接続、VPN、ネットワークの疎通確認、httpとhttpsの違いなど、、、
調べたら分かる当たり前のことを説明しなければならないのは辛いし、
プログラミング以前の問題だから勘弁して欲しいとのことでした。
(ただ、僕はこれらを全く知らなくてエンジニア転職したので、
転職してからなんとかする作戦でOKだとは思います。←OKかどうかは自分の性格次第
というのも、企業のエンジニアが求めている最低限の知識のレベルなんか
未経験者が測れる訳もないので…無念。笑)
3.簡単に諦めないで欲しい。楽しんで欲しい。

未経験者の中には一定数、
「俺は2,3年でプログラミングが出来るように一生懸命勉強するぞ!」と期待して、
エンジニアを目指す方がいると思います。
強強エンジニアからすると、このマインド自体は評価するが、根本的に間違っているとのことです。笑
あまりにも理想が高く、なかなか思うようにいかないことに焦り、
入社後すぐに挫折してしまう初心者エンジニアもいるとのこと。
何年も経験した先輩方も未だに分からないことが多く、
「自分はまだまだです。」という方が多いそうです。
強強エンジニアさん曰く↓
「エンジニアは一つ新しいことできるようになれば、
更に難しい新しいステップを目指す生き物。
いつまで経っても満たされない。満たされた時が成長の終わり。
だからこそ、学び続ける気概が必要だし、
日々の小さな成長を楽しめる素養が大事。」
この言葉はかなり刺さりました。
私は亀のような速度ですが、日々成長を楽しむようにしています!!
4.エンジニア経験はなくても社会人経験は生かして。

社会人経験があることにも期待しているので、仕事の進め方や
ホウレンソウ(報告・連絡・相談)などではあまり指導したくない。
最低限の素養は身に付けている前提で採用しているから。。とのことです。
そういった部分では若手の教育だったり、組織への良い刺激を与えることが期待されていたりするようです。
私の持論ですが、これって社会人経験があっても難しい部分ですよね。
これが円滑にいくかどうかが仕事ができる人か否かの差と言えるくらいだと思っています。
でも、そういった社会人経験を期待されている客観的事実はあると思うので、
転職後はより意識してやっていかないといけないのかもしれません。
5.プログラミング言語が分からなくても日本語が分かる人が良い。

噛み砕くと、話が通じないのがきつい。
更に噛み砕くと、コミュニケーションはちゃんと取れて欲しいとのことです。
未経験だからプログラミング言語で分からないのはしょうがないけど、
日本語が何言っているのか分からなかったら、何語を話せば良いのか。。
と頭を抱えてしまうそうです。笑
めちゃくちゃ面白い話だなと思いながらも
すごく当たり前で、すごく当たり前に出来て欲しいことですよね。。(僕も気をつけなきゃ)
6.(番外)スクール卒は普通に評価にされる。

少し番外編なのですが、
「スクール卒の人はすごいよね!
ちゃんと勉強してからエンジニアになろうとしているんだから!」とのことでした。
身銭を切って、時間を割いてエンジニアになろうとしたことは普通に評価されます。
Twitterを見ていると、○○スクールの卒業生は採用しない。みたいな
否定的なツイートが流れてきたりしますが、普通に頑張ったことを評価してくれる人はいます。
冷静に考えれば当たり前で、5年以上前からエンジニアをやってる人の中に
スクール出身の人は、そんなにいません。(エンジニアスクールが流行っているは比較的最近なので)
Twitterでのよく分からない評価で採用担当者の選定基準もおかしくなっている。
と感じている現役エンジニアも一定数います。
以上です。いかがでしたでしょうか。
現役の強強エンジニアの話は私にはかなり刺さりました!
これからエンジニア転職を目指している方の少しでも参考になれば幸いです。
本記事以外にもエンジニア転職に役立つ情報を発信しているので、良かったらご参考にされてください!
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