本記事のテーマ
未経験からエンジニア転職する際、学習習慣をアピールすべき
読むべき理由
未経験者に何が求められているか分かる
知っておくと得するポイント
- 未経験者に技術力は求めていない
- 学習継続力は好印象
未経験からエンジニア転職を目指す際、アピールすることがない…という方は多くいると思います。僕もそうだったので気持ちは分かります。
ただ、転職活動で現役エンジニアや採用担当者と話しているうちに、未経験者にはどういったことを求められるか見えてきました。そういった経験を本記事をまとめています。
それでは、いきましょう!
1.未経験者に技術力は求めていない

ほとんどの企業の面接で、技術的な質問がありません。
技術的な質問がない = 「どうせ知らないだろうし、知っていたとしてもレベルが低い」
と思われています。未経験者に対して即戦力としての力はあまり期待されていないので、わざわざそんなことを聞く必要がありません。企業によっては試験としてコードを書かされますが、そこまで高いレベルを要求されるわけではありません。
未経験者が入社前に身に着けられる技術力はたかが知れています。現役エンジニアからすると、未経験者がどれだけ頑張ってもおままごとでしかないのです。
私は転職活動の際、ポートフォリオを作って提出しましたが、技術面について触れられたことはほとんどありませんでした。もちろん、目を引くほどの革新的なポートフォリオができていれば聞かれる可能性があったかと思いますが、そんなことができる人はほとんどいません。そもそも採用担当者が興味を持ってくれる可能性は低いです。
ポートフォリオに関しては別の記事で述べているのでご参考にしてください。
これらのような理由で技術力はあまり重要視されていません。それでは何を求められているのか次の章で述べます。
※もちろん少人数のベンチャー企業などで、今すぐに即戦力を求めている採用だと上記の限りではありません。あまり聞いたことのないケースですが…
2.学習継続力は好印象

結論から言うと「学習を継続できる粘り強さ」をアピールすべきです。上に述べてるように入社時の実力はさほど求められなくても、今後はガンガン伸びていってくれる人材が欲しいからです。未経験者を採用してからはしばらく教育コストがかかります。早く成長してくれないと企業は先行投資費用をいつまで経っても回収できません。
ある現役エンジニアさんがおっしゃっていたのですが、
「入社前は学習意欲が高くても、採用したらほとんど勉強しなくなった。転職成功がゴールだったのかな。」
これはほんの一例ですが、このように感じているベテランエンジニアは一定数いるはずです。彼らからすると、「プライベートの時間を使ってでも勉強しろ!」と強制することはできません。このご時世でそんなことを言ってしまうとアウトです。
逆手にとると、プライベートでもどんどん技術力をつけてくれる人が輝いて見えるのです。
学習継続力をアピールする方法はいくつかあると思います。
- Qiitaの執筆
- Twitterでの学習継続の記録
- Git Hubの連続更新
- ポートフォリオの改善を回していること
- もくもく会の定期的な開催、参加
これはほんの一例ですし、どの企業にも確実に評価される保証はありません。ただ、私は実際に継続力を評価されたので、評価してくれる企業は間違いなくあります。
これだと割と簡単にできそうじゃないですか?一歩踏み出せば全てすぐに始められます。
以上です。
ただ何も考えずにポートフォリオを作っても効果は薄いのですが、学習継続力をアピールすることを意識したポートフォリオ作りは大切です。採用担当者はどういったところを見ているのか記事にまとめましたので、ご参考にされてください。
学習習慣を上手くアピールできると採用担当者には刺さるはずです。こういったことを意識して面接を受けると良い評価をもらえるかもしれません。転職活動が上手くいくことを祈っています。
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