ポートフォリオで何が求められているか

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本記事のテーマ

未経験からエンジニア転職する際のポートフォリオ制作で気をつけておくべきこと

読むべき理由

未経験者に何が求められているか分かる

知っておくと得をするポイント

  1. ポートフォリオの技術力はそこまで求められていない
  2. 複数個制作すると印象が良い

未経験からエンジニア転職する際の大きな壁になっているポートフォリオについてです。最近の転職事情では未経験からエンジニア転職する際は、学習した技術を用いて作品を作り、企業へ提出することがほぼ必須項目になってきています。

2年ほど前まではそのような風潮は無かったようですが、コロナの影響を受け、働き方を見直した方が多く、比較的自由な働き方であるエンジニアが人気となっています。これにより未経験からの募集が極端に増え、差別化する必要が出てきています。

どういったことを意識してポートフォリオを作る必要があるのでしょうか。実際に私が転職活動を通して感じたことをまとめました。

それではいきましょう!

 

1.ポートフォリオの技術力はそこまで求められていない

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ポートフォリオに興味を持ってくれる可能性が極めて低いからです。

未経験者が身に着けることができる技術力はたかが知れています。現役エンジニアからすると、未経験者がどれだけ頑張ってもどんぐりの背比べでしかありません。

私も転職活動の際、ポートフォリオを作って提出しましたが、ポートフォリオの技術面について触れられたことはほとんどありませんでした。もちろんあまりにも良質なポートフォリオができていればアピールになると思いますが、そもそも採用担当者が興味を持ってくれる可能性は低いです。


実際、Twitter内でもポートフォリオにはあまり触れられず、転職活動を終えている方が多く見受けられます。学習にかけた時間に対しての効果はかなり薄いと思われます。

多くの技術を盛り込んだ物より、「なぜそれを制作しようと思ったか。なぜその技術を選んだのか」の方が面接で問われます。人にやらされたのではなく、自分で物事を考えられる人材が欲しいからです。

小声で言いますが、バックエンド志望の方はCRUD機能を最低限実装して+αの工夫をしておけば十分なのではと思っています。

「それならポートフォリオ要らないんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、それはオススメしません。ポートフォリオは準備しておくべきです。ポートフォリオは技術力のアピールでなく、「技術的な興味があること」や「学習を継続できること」をアピールする一面があるからです。

ここ数年は未経験からのIT業界への参入者が増えています。その流行りの影響で転職希望者が多く、採用担当者はグッタリしています。勉強もほとんどしたことない人が沢山応募してくるようで、「本当にITに興味があるのか」・「自ら学んでいける人材か」という点が読めないようです。

こういった部分で、自ら考えてポートフォリオを作ってきた人はそれだけで頭一つ飛び出ます。そもそも個人での開発を一度もしたことない人が、面接で「御社で開発をしたいです!」と言って通じるほど最近の転職事情は甘くはないと思われます。

しかし、ポートフォリオが要らない可能性がある人もいます。例えば

  • 齢が低くて将来性を買ってもらえそうな人
  • コミュニケーション能力がズバ抜けている人
  • 前職での実績が素晴らしく、そういった部分を生かした仕事につける人

こういった方はポートフォリオを時間をかけて作るよりも、沢山応募してなんとか入社して、現場で学んだ方が早いかもしれません。

2.複数個制作すると印象が良い

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僕はポートフォリオを4つと自己紹介サイトを作って、URLを貼りアピールしました。実際、転職活動時は3社受けましたが、3社とも複数個作っていることを評価してくださいました。僕から複数個作ったことをアピールせずとも企業側から言われた感じです。


ポートフォリオとして1つのアプリで勝負する方は多いと思いますが、複数個提出する人はあまりいないので立派な差別化になります。評価される理由は、「開発が好き」・「様々な技術に興味がある」と言わずもがな伝わるためです。

「複数個作るのは難しいし、時間的にも厳しい。」と思われるかもしれませんが、書籍やUdemyなどの教材を勉強していく中でミニアプリを作ることがあると思います。 これらを自分なりにアレンジすれば、未経験転職レベルであれば十分アピールに足るものが作れます。ポートフォリオを作るというよりも学習過程で自然とできていくという感じです。

この話は現役エンジニアの方からすると、しょぼい物を沢山作りやがってと思われるかもしれませんが、 採用担当の真理としては、例え技術力がボチボチであったとしても沢山並べられるとそれだけで印象に残ります
※もちろん教材そのままでいくのはナンセンスです。面接の際に制作意図を聞かれる可能性があるため、自分の意思を持って作るべきです。

以上です。

実際に私が提出したポートフォリオは下記の記事にまとめています。決してレベルの高い物ではありませんが、ご参考にされてください。

Twitterを見ていると、未経験からのエンジニア転職では、採用担当者に強い印象を与えられる人が内定をとっています。同じようなライバルは沢山いるからです。自分は採用担当者に何がアピールできるか考えてポートフォリオを作りましょう。そこまで悩まずとも、他の人よりほんの少し勝るところが一つでもあれば十分です。転職活動が上手くいくことを祈っています。

たっちゃん
たっちゃん

【1万人の大企業から20人のベンチャーへ】転職時の書類通過100% | PHPに片思い中の九州男児 | 福岡 | 26歳 | 読書年間100冊 | ブレイクダンサー | エンジニア転職のちょっとしたコツを投稿

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