本記事のテーマ
Web系自社開発企業に未経験から転職して1ヶ月経過して感じたこと
読むべき理由
Web系自社開発企業に進むことのメリット・デメリット
筆者について
私は2021年3月から自社開発企業に入社(転職)しており、4月で入社から1ヶ月が経過しました。前職は全くITと縁のない自動車業界でした。
本記事では、私がエンジニアとして自社開発企業で1ヶ月間過ごして感じたリアルを書いています。
結論から申しますと最高です。
最高だと思うポイント
- 開発ができる
- リモートワークが推奨されている
- オフィスでお洒落な洋楽が流れている
- デスマーチになりにくい
- 他部署との面倒なごちゃごちゃがない
- 印鑑押すことがない
- 月に1回業務をしなくて良い日がある
※Web系の自社開発企業は全てこのようになっているわけではありませんし、また、受託企業ではこうったことは無いと否定しているわけでもありません。あくまでも私の主観で本記事を書いていますのでご了承ください。
ただ、本記事の内容はWeb系自社開発企業のイメージは大きくかけ離れていないと思うので、少しでもご参考になればと思います。
それではいきましょう!
1.開発ができる

皆さんがWeb系自社開発企業に行きたいと思う理由の多くはここにあるでしょう。
自分にスキルをつけたい!どこでも働ける力が欲しい!フリーランスになりたい!
だから「開発ができる環境にいきたい」
私もこういった思いがあったので確実にスキルアップができる企業を求めて転職活動を行いました。その点では、自社開発企業に行くと開発を経験できる可能性は高いですし、やはり開発がやれると楽しいです!
私は実力不足なので毎日分からないことばかりですが、自分が書いたコードが世の中に出ていき、誰かの人生をほんの少しだけ豊かにすることができているという感覚は嬉しいです。
入社2週目から既にリリースされているシステムの改修や追加機能の実装を担当させていただいています。そして、3〜4週目には私が書いたコードが世の中に出ていきました。やっぱり初めてリリースされた時は感動しました!
2.リモートワークが推奨されている

働き方を見直して、Web系企業に行きたいと思っている方もおられるかもしれません。私が入社したのは2021年3月ですが、コロナウィルス拡大の影響を受けており、基本全員在宅勤務です。入社して1週目だけはPCの環境構築のため5日だけ出勤させていただきました。それ以降は1度も出社していませんし、これからも出社する予定がありません。
リモートワークの良さは、コロナの感染リスク0、出勤時間0分、退勤時間0分、服装もあまり酷くなければOK。オフィス勤務のように、人が邪魔してこないので集中できる。これらの他にも沢山あるかもしれません。
ただし、未経験から転職した方にはデメリットもあります。
他社員とのコミュニケーションの不足。分からない時の聞き辛さ。自分が担当するプロジェクト以外の情報の入手の難しさ。(オフィスにいる時のように盗み聞きができない)。
正直これはかなり初心者には痛いです。リモート環境でも自分からガンガン質問できるメンタルがないと、仕事が全く進みません。笑
3.オフィスでお洒落な洋楽が流れている
これは弊社だけかもしれませんが、かなりセンスの良い洋楽がずっと流れています。エンジニア界隈だったらヘッドホンしながらコード書いてるみたいなことをよく聞くので普通ですかね。
でも、実際に異業種から転職してきて目の当たりにすると案外ビビります。笑
4.デスマーチになりにくい

これも会社にもよりますが、Twitterで色んな方苦労話を聞いているため、それと比較すると残業は少なく、プライベートを安定して確保できています。もちろん大規模な新規プロジェクトのリリース直前とか、重大なバグが見つかって改修が急務とかの場合は、この限りではありません。
ただ、他の多くの受託企業やSier企業と明らかに違うのは、たとえリリースが遅れたとしても、良くも悪くも自社がそのまま責任を取るだけということです。他社に迷惑がかかることはありません。なのでそもそも計画時点で大きな無理をしません。仕事の指示を受けているわけではないので、無理な金額や期間で沢山の案件を受けることがありません。
5.他部署との面倒なごちゃごちゃがない
これは私が大手総合職だったこともあり、余計に感じるているメリットなのかもしれません。大手だと他の部署とやりとりする際に揉めることが多いです。いや、多すぎます。正直大手で仕事ができる人というのは、いかにこの「ごちゃごちゃを上手くまとめられるか」だけだと思います。
組織が多いと方向性の違いや解決したい課題が異なり衝突します。組織間のごちゃごちゃという無価値なものに時間を使いたくありませんよね。そんな時間があったら少しでもコード書いて自分のスキルにしたいです。このコンフリクトが発生しないのは本当に幸福度が高い。(言いたかった)
6.印鑑押すことがない

入社してから印鑑を押したのは入社手続きの一度だけです。今のところ業務で印鑑を押したことはありません。一般的には業務で印鑑を押すタイミングというのは、上司に印刷物を回したり、他社との契約を交わす際などだと思います。つまりそう言った面倒なことが1ヶ月間働いてみて一度もありませんでした。
前職では1日に10回くらいは印鑑を押して、関係部署に送るという非生産的なスタンプラリーが行われていました。これがないというのは想像以上に幸福度が高いです。無駄なやりとりが減って仕事に集中できます。
7.月に1回業務をしなくて良い日がある

この制度もやっている会社は少ないかもしれません。弊社は毎月1日、業務をせずに自分がやりたい勉強や、日頃できていなかったPCのチューニングなど好きなことをやって良い日があります。
この時間は本当に有り難くて、沢山調べ物をして不明点だったりを解消することができるので、自己研鑽をしたり、脳内をリフレッシュすることができます。
月に1回って冷静に考えると月20日労働の内の1日ですからね。(社長さんかなり太っ腹だと思っています。)
ここまでがWeb系開発企業に転職したメリットだと感じている点になります。
あまり良くないと思っている点を挙げると…
1.未経験から転職して数年の給与は期待できない
2.プライベートと仕事の境目が曖昧になりやすい
3.自社が利益を生むための仕事であれば、何でもやる事になる
などがあります。これらについては別記事で書いていきますので、お楽しみに!
その他にも下記のようなエンジニア転職にすこーしだけ役立つ方法をまとめています。ご興味がありましたらご参考にされてください!
以上です。
少しでも皆様の企業選びのご参考になれば幸いです。
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