本記事のテーマ
未経験からエンジニアを目指すと決めた時に考えておくべきこと
読むべき理由
方向性を誤ると、時間が無駄に掛かったり、お金で損をしたりする可能性がある
質問項目
- どのようなエンジニアを目指すか
- 学習方法はどうするか
- ※注意して欲しいこと
未経験からIT業界を目指すと決めると、分からないことがいっぱいですよね。実際私もそうでした。転職が成功した今思うと、「もっと初期の時点で考えておかけば良かった…」と思うことは沢山あります。効率的に内定を勝ち取るための方法を私の実体験を元にまとめました。
それでは、いきましょう!
1.どのようなエンジニアを目指すか

エンジニアを目指すと決めると分からないことがいっぱいあると思います。
- web制作とweb開発の違い
- SIerとweb系って違うのか
- 受託開発、SES、自社開発企業ってなんだろう
- webアプリ、ゲーム、スマホアプリ、業務系など何がやりたいのか
- 言語はどれを選択すべきか
簡単に上記に挙げましたが、考えるべきことは沢山あります。まずこれらが分からないのであれば徹底的に調べることから始めましょう。今は便利なことにネットや書籍に、ほぼ全ての情報が転がっています。Twitterで「エンジニア転職」や「駆け出しエンジニア」などのキーワードで検索すると、よりリアルな話が見えてくるのでオススメです。
ただ、一点気を付けておかなければならないのは、100%信用できる情報など存在しないということです。言ってしまえばこの記事もそうです。あくまでも私の経験や主観に基づいた情報になります。
ネット上にはITリテラシーの低い未経験エンジニアを甘い言葉で誘導して稼ぐ人が沢山います。信憑性が低いインフルエンサーに騙されないように気をつけてください。
例えば、web制作かweb開発か迷った時は一度両方自作してみることです。
webサイトを作ってCSSやJavaScriptを書くことが楽しいと思ればweb制作に向いているかもしれません。 そこにデータベースを組み合わせたアプリケーションを作って楽しいと思えば、web開発が向いているかもしれません。それ以外にも、「言語の将来性」や「自分が目指す将来像」などを組み合わせて考えるべきです。
※実際に勉強しながら、路線変更していくのは全然OKだと思います。実際にそんな人は多いです。ただ、早めに方向性が決められた方が、遠回りしなくて済むので効率が良いというだけです。
2.学習方法はどうするか

学習方法には大きく分けて3つくらいあるかと思っています。
- 転職まで完全保証の大手スクールに行く
- 独学+サロンやメンターなどで20万以下で抑える
- 完全に独学
転職まで完全保証の大手スクールに行く
最近はスクール戦国時代なので、多くのスクールが乱立しています。ネットで調べて自分に最も合いそうなものを選択してください。質問し放題などのプランもあるので、1人では学習が不安な方にはオススメです。また、共同開発の経験ができたり、同じような志を持った仲間ができる点もメリットになります。
いきなりスクールに加入しなくても話だけ聞きにいくことも可能です。ただ、言葉巧みに入会させようとしてくるので、冷静さを欠かないようにしてください。
一つ注意すべきは、80万円を超えるような高額スクールも存在していることです。私はこれを経験しているわけではないので文句は言えません。ただ、小声で言いますが絶対そんなにお金は必要ありません。
独学+サロンやメンターなどで20万以下で抑える
私が時を戻せるなら間違いなくこの方法を選択します。今は大手でなくてもスクールをやっていたり、駆け出しエンジニアをサポートしているサロンがあったりします。これらの情報はTwitterを見ていると得ることができます。
この方法であれば、20万円程度で転職までの道筋(ロードマップ)を提示してもらえたり、現役エンジニアからコードレビューをしてもらえたりします。
これが現時点では、効率と費用の観点からも最も良い学習方法ではないかと私は思います。
完全に独学
これは普段から学習週間がある方へオススメの方法です。progate・Udemy・書籍・Youtube・ネットの記事などを使って学習をします。
私はある程度自分で学習を継続できる自信があったので、独学で学習して転職しました。でも、今思い返すと効率が悪かったと反省しています。分からないところを聞くことができず1人で何日も悩んだりしたためです。
ただ、費用は書籍やUdemyの講座だけなので安くは済んでいます。私が実際どのように学習をしたのかは別の記事でまとめます。
3.※注意して欲しいこと

スクールやサロンを選ぶ際、その情報を信じるかは、一度相手の立場に立って冷静に判断してください!数十万円は、決して安い投資ではないはずです。
例えば、Rubyを教えているスクールの経営者だった場合、
「web系で最も人気なのはRubyで今後も伸びてきますよ。うちのスクールではそれを学べるのでオススメです。」
というのは当たり前です。
もし、転職保証があるサロンを運営していた場合、
「今はどの企業に入っても開発できるから、未経験募集のSESに入れるように教育をしています。うちのサロンに入って、効率よくエンジニアになりましょう。」
と言うかもしれません。
それらの宣伝が嘘をついているとは限りませんし、本当に良いコミュニティかもしれません。ただ、収益を得る方法は人を加入させることなので、多少盛った情報を言っている可能性は高いです。
ここで大事なことは、できる限り広い視点とリテラシーを持った選択が必要だということです。
以上です。
「どのようなエンジニアを目指すか」と「どうやって学習するか」という戦略はしっかり立てて、効率良くエンジニア転職をしましょう。転職活動が上手くいくことを祈っています。
コメント