本記事のテーマ
未経験からエンジニア転職する際の書類通過率アップの方法
読むべき理由
実行すると書類通過率を簡単に上げられる可能性がある
私の転職活動時の書類選考
2021年1月頃に転職活動をしており、3社応募して全ての企業で書類選考を通過しました。書類通過率100%です。本記事の内容は、私の友人であれば絶対にオススメするような方法です。採用担当者に強烈にインパクトを与えられると思います。しかし、私が実践した方法はあまり王道パターンではないように思います。全ての方へ適用できる方法ではないかもしれませんのでご注意ください。
しかし、この方法は現役エンジニアの方々から、「それは絶対印象に残る」と評価頂いています。なにがなんでも書類通過率を上げたい方は読んでみてください!
実行すべきポイント
- 直接応募する
- 努力のアピールができる物をURLで貼り付ける
- 「話だけでもさせて欲しい」と添える
【この記事を読む必要のない人】
- 既に書類の添削サポートをしてもらっていて、その方法を実行するつもり
- 書類の書き方に、こだわりやプライドがある
- 現在の方法で、ある程度書類は通過している
それでは、本編にいきましょう!
1.直接応募する

直接応募とは求人サイトや転職エージェントなどを使わずに、行きたい企業の採用ページから直接応募することを指します。多くの方が使う求人サイトといえば、Wantedly・Green・マイナビだったり沢山あります。転職エージェントも同様に多く存在しています。これらの媒体を使うと比較的楽に企業を探す事ができます。
しかし、私はこれらの求人媒体を使って未経験者が応募することはオススメしません。直接応募した方が書類通過利率が上がるからです。理由は、
- 採用コストが下がり、企業側が取りやすくなる
- 提出した応募書類が埋もれにくくなる
- 企業に意欲がより伝わる
などがあります。これらの理由を噛み砕いていきます。
※企業を探すときはどの媒体を使ってもOKですし、むしろ沢山使うべきです!ただ、実際に応募する際は、可能な限り企業のホームページから送りましょう!
1.採用コストが下がり、企業側が取りやすくなる
求人サイトや転職エージェントを使って採用すると、企業はあまり払いたくない費用を払う必要がでてくるからです。求人サイトや転職エージェントの収益は、「サイトに掲載する公告費用」や「登録した人が実際に就職した際のフィー」から得ることができます。特に転職エージェントの場合だと、転職した人の年収の30%程度を成功報酬として得るような契約になっています。このフィーは直接我々が払うわけではなく、就職した企業が支払う形になります。
○ レベルが同じくらいのAさんとBさんがいたとして、年収400万円で採用する場合
・Aさんが転職エージェント経由での応募(成功報酬30%の場合)
400万円✖️30% = 120万円を転職エージェントへ支払い
・Bさんが選考を受ける企業のホームページから直接応募
0円 (正確に言えば異なりますが、転職エージェントへ支払う費用はありません)
A さんの例のように企業としてはあまり払いたくない費用を払うことになります。なので両者が同じレベルだと間違いなくBさんを採用しますし、Aさんの方が採用担当者からの見られかたも厳しくなる可能性があります。
しかも、この仕組みゆえに、Bさんの方が初めの年収が大きい可能性があります。考えたら当たり前ですよね。
2.提出した応募書類が埋もれない
Twitterを見ていると転職活動している方が、最も嘆いているのは「不合格の連絡すら返って来ずに、見送られる」ということでないでしょうか。最近のITブームの影響で、採用担当者は火の車になっています。人気の企業は月に数百件の未経験者からの応募があり、そのほとんどはWantedlyなどの求人媒体からの応募となっているようです。
こういった現象が起こっているので、求人媒体のプロフィールをしっかり作り込まないと埋もれてしまいます。そこで私は直接応募して、アピールすることをオススメしています。
他の人と同じように応募すると、未経験者は村人Aでしかなく、勇者にはなれないのです。(言いたかっただけです。すみません。)
3.企業に意欲がより伝わる
企業により熱意が伝わりやすい側面があります。これは至って単純ですが、採用担当は自社のことを知ってもらえると嬉しいので、「御社のホームページよく見てから応募してますよ!」という印象を与えることができます。
また、転職活動している人の中には何社も同じ志望動機を使い回して提出している人がいます。しかし、そのようなどこの企業でも使えるような当たり障りのない内容では相手にインパクトを与えることは難しくなります。
この方法であれば「手当たり次第に書類選考を受けているわけではなく、御社のことをしっかり調べて選びました!」というアピールにもなりますね。
企業一社一社に志望動機を真剣に考えるとかなり時間が掛かりますし大変だと思います。しかし、それくらい熱量を込めて作らないと質が低いので、どの企業にもインパクトを与えられず、回り回って時間が掛かることになります。一社入魂で、直接エントリーすることを声を大にしてオススメします。
2.努力のアピールができる物をURLで貼り付ける

これは企業側から提出を求められてなかったとしても絶対にやるべきです。未経験者はもちろん実務経験がありません。しかし、何かしらでアピールしないと印象付けることができません。そこでオススメするのが学習の努力をアピールできる物をURLで貼り付けることです。
私が実際に企業の提出資料に貼り付けた(勝手に送りつけた)URLは下記になります。
- Qiita
- Twitterの学習アカウント
- ポートフォリオサイトのGit Hub
- 自己紹介サイト
こういった物を求めれていなくても送るというのが私が勧める作戦です。URLが貼り付けられているとちょっと見たくなるのが人間の性です。そこで採用担当者が一発目に開いた物でインパクトを与えられれば、相手はこちらに興味を持ってくれる可能性が上がるわけです。
3.「話だけでもさせて欲しい」と添える

これは、相手の情に訴えかけて書類選考をパスする方法です。もし、上記のことを実践して多少なりともインパクトを与えられていれば、採用担当者もあなたのことが少し気になってきています。ここで、
「もし、よろしければお話だけでもさせて頂けないでしょうか。御社のことをもっと知りたいと思っています。」
という言葉を添えておくのです。こう言われて嬉しくない企業はないと思います。「そこまで言うなら、少し会って話を聞いてやるかー。」という情が生まれる可能性があります。そこを突くのです。これで書類選考がパスできたらラッキーだと思いませんか?笑
僕はこの方法で書類通過して面接へ進みました。面接までいければこっちのものです。しっかり事前準備をして挑むだけです。面接に関しては下記の記事にまとめたので、ご参考にしてください。
この情に訴えかける方法を、現役エンジニアの方に話したら、「小悪魔的手法」と命名されました。
そして、この記事で述べてあることを意識して僕は書類選考に挑みました。実際に企業に提出した志望動機のテンプレートを下記の記事にまとめています。良かったらご参考にされてください。
以上です。
転職活動は人それぞれの形があるので、人と同じように求人媒体を使う必要はありません。印象を与えたもの勝ちの世界です。転職活動が上手くいくことを祈っています。
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